将来世代へ向けたリサイクルの啓発活動
大学生を対象としたリサイクル体験会の実施
東京RSCセンターでは夏休み期間中に学生を対象としたリサイクル体験会を実施しています。2018年度は大学生がセンターを訪れ、工場内部の見学、金属リサイクルについての説明、携帯電話の分解作業など、実際に体験することでリサイクルを身近なものに感じていただきました。
小学生を対象とした出張リサイクル教室の実施
リーテック株式会社は2019年8月21日にキッズベースキャンプα二子玉川に通う小学3年生以上を対象としたリサイクル体験会を実施。12名を対象にディスクトップパソコン本体の解体にチャレンジしていただきました。
©東急キッズベースキャンプ
今回のイベントでは、パソコン博士とその助手に扮した弊社社員がキッズベースキャンプα二子玉川を訪れ、リユースとリサイクルの違いを説明し、リサイクルにとって大切な作業である「分別」を体験してもらうプログラムを実施。実際にリーテックでリサイクルをしているパソコンを解体して、パソコンの中身がどうなっているか、どんな素材でできているかを知ってもらいました。
2~3人チームに分かれてもらい、それぞれのチームに1台ずつパソコンを用意。本体カバーを開けてもらうと「すごい」と声が上がり、目を輝かせながら内部をのぞき込んでいました。
ドライバーを使ってネジを外す、押す、引っ張る、ねじる、押しながら引く、など部品によって外す行程が異なり、苦戦する部分もありましたが、全チームが一番奥にある基板まで外すことができました。
最後にクイズを実施し、どの部分がどんな素材でできていたかをおさらい。パソコンの中には貴重な金属が含まれていることを伝え、壊れてしまったパソコンにも価値があることを知ってもらいました。
参加した学生さんからは、「細かい作業が少し難しかったけれど、パソコンの中身が見ることができて楽しかった」と感想をいただきました。また、キッズベースキャンプのスタッフの方からは「実体験を通してリサイクルを学ぶことができ、とても貴重な体験となった」というお言葉をいただきました。